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タイトル Re^8: 応用性はどちらでしょうか
投稿日: 2002/10/08(Tue) 15:36
投稿者木魚

このツリー全体で、お聞きしたいところを書いてみました。
No.241
の正答率は、(1)が8%、(2)が5% (4,000人中)でした。

>移項の概念を教え込むのはなかなか難しそうです。

《移項の概念》とは、どういうものなのだろうか、と考えております。
私の場合ですが、算数を教え初めて、最初につまずくのが、逆算とか□を求める問題です。
例えば、□+▲=○−□
を変形すると、□+□=○ー▲、を簡単に理解してもらう説明ができないんですね。
等式の左右に、同じものを足しても引いても(かけても割っても)、式が成り立つ。
ということを教えるのが簡単ではないのです。
結局、練習問題を通じて経験で納得するまで待つことになります。
倉本先生が、等しいものを整理する、とお書きになっているのも、
立式(等式)から移項によって解を導くということだとすれば、結局は、《移項の概念》自体
大人にとっては使い慣れたツールであるが、子供にとってはそうではないということなのか
と思っている次第です。

>抽象的な内容や処理方法は、4年では早熟だと感じます。
>具体性の世界での理解をまず確保することが大切です。

このところについてなんですが、
成長につれて、具体的な理解から抽象的な理解が出来るようになる。その過程で、線分図などから
方程式のような解法へ進歩していく、と考えた場合ですが、これは抽象的な解法が優れている
ということなのでしょうか。
果たしてそうなのだろうか、という疑問があるのです。
子供の解き方(中学生)を見ていると、速さ、比などの抽象的な問題を、具体的な解法で説明できるというほう
が優れているように感じてしまいます。
ひょっとしたら、大人と同じように面積図よりも準方程式の方が簡単だからそっちで解くように
なってしまうのかな、という気もします。


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