タイトル | : Re^5: 応用性はどちらでしょうか |
投稿日 | : 2002/09/29(Sun) 13:02 |
投稿者 | : くらもと |
> 子供には、
> 1)問題文を表に整理する
> 2)わかっている条件を、例えばaとする
> というヒントを与えてやらせてみました。
> 5分で出来れば映画券という条件を付けました。
> アクション映画好きでして、やる気が出るらしいのです。
> ところが出来ません。
> 一応、表を作ったようですが、赤玉、白玉が100個であるという条件を使えていなかったようです。
→条件を落としていては解けませんね。
> ところで、倉本先生の答案の(□1)とか(○1)という表現ですが、
> 倍数算などで、(□1)が倍になった時に(□2)と書き表す手法は効果的でしょうか。
→下にコメントしました。効果的です。倍数変化算など鬱陶しいですね。線分図では。
> 比が出てくる時も、(○1)を(○3)などとして、最後に(○1)を求めるという解法があったように記憶してます。
> 同じ方程式的解法でも、小学生的なやり方なのかなと思いました。
→○□での処理は最初からあるわけではありません。倍数算などで線分図を活用するとき、○□で表現します。それに慣れてくれば、線分図の鬱陶しさから逃れるため、線分図を外してしますのです。
さらに○をx、□をyとすれば、方程式につながっていきます。
要するに、○□は、算法と方程式の狭間にある方法と考えて下さい。
そうすれば、方程式に移行するときに、とまどいを感じないのではないかとも考えています。
追:移項の概念を教え込むのはなかなか難しそうです。そのため、移項の概念が必要な部分では線分図は効果を発揮します。
それも慣れて来れば必要がなくなるはずです。