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タイトル Re^3: 面積図と天秤算
投稿日: 2002/08/16(Fri) 02:32
投稿者くらもと

>>私は、下位層のみならず、上位層にも、教科書レベルの【表】の活用を奨めることがあります。その解き方を【もがき方解法】などと称しています。恐らく面積図(天秤)に悩むより、この【表】の方が確かさがあります。

>この天秤をすすめる先生も、つるかめなどでは表が有効な場合もある、とコメントしてた
ように記憶してます。
→つるかめ算だけではありません。すべての文章題で使えます。ただ、割合関係では、分数や小数で表記されるため、チョットした工夫が必要になるかも知れません。

>>→全く違います。このレベルでは、面積図も天秤も意味のないことになります。
>> 一番大切なことは、問題文を整理して、等しい関係を押さえることです。

>レベル、というのが、素人では分からないので、後は塾の方針に従うことにいたします。
→私流の、およそのレベル分類は次の通りです。
基礎=教科書の内容
基本=教科書の内容+α
応用=処理過程が単純(パターンで処理可能な問題)
発展=処理過程が複雑
難問=様々な要素が複雑に絡みあった問題、それなりの知識が必要な問題
超難問=かなりの知識が必要な問題
ここでの「このレベル」とは、ほぼ難問を指しています。

>日能研の年間予定表では、平均や濃度と比(逆比)の単元でも、面積図を用いて、とあります。
>中数の増刊「日々のチャレンジ演習」10・2では、食塩水の問題のポイントとして、天秤算を取り上げています。さらに、臨時増刊「合格を決めるキーポント」では、「逆比と天秤算」という項目があり、……たとえば食塩水の問題では、計算の量もぐっと減らせる、とあります。
→ここにある問題群は、食塩水としてはごく基本的なレベルの問題です。これらができても、上位校では合格はできません。食塩水は平均算です。平均算は面積図か天秤ですが、複雑問題では、面積図や天秤は、一部に使われるだけです。

>娘に確認したところ、濃度の問題では天秤算を多用したそうで、講師の好きずきがあるのかもしれません。
→上記と同じ理由です。レベル的には基本・応用までの問題でしょう。

>>○□(準方程式、線分図・面積図でも使う)で処理すべきです
>この準方程式、に関するコメントを探して見ます。
>相当算に関しての意見を見た記憶が有るので。
→○□算は、○=x、□=yに該当すると考えて下さい。ただ、子供にとっては、方程式よりも○□の方が馴染みがあるために、大きさが見えやすいため、また、線分図を使うときにも○□が使われるため、方程式よりも理解度は早いでしょう。

追:以上のお答えは、5年生という段階ではなく、6年の段階、及び、上位校を受験するとの前提です。
 したがって、中堅校を意識した「合格を決めるキーポント」とは、レベル的には異なっています。


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