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タイトル Re^5: 算数自学自習の進め方
投稿日: 2005/05/16(Mon) 07:47
投稿者くらもと

>  実は同じ思いで次の塾を決めかねていました・・・と申しましても素人母ゆえ大した目算も持てず、小さい兄弟もいたことから、自分自身には指導者として自信なども持てなかったのですが・・・。
→下に子どもがいる場合、自宅学習で密度の濃い学習は難しいかも。
 その理由は、下の子どもにとって、お兄ちゃんは最大の友達であり、親を巡る争いのもとだからです。そのため、ちょっかいを掛けてくることになります。
 勉強部屋に追いやれば、本当に勉強しているかどうかは分かりません。自己管理ができないのが小・中学生だからです。そのため、勉強は親の目の届く居間でするのがベターなのですが、・・・・

>  それは、くらもと様がおっしゃるとおりの、転塾先が本当が我が子を任せられ得るのか・・・と言う点でした。
→塾に任せるという発想がよくありません。任せられる他人などいないと考えて下さい。
 塾の限界を見極めて、それを承知で通塾させるべきです。

>  前の塾でも、入るときは体験もしましたし、自習室もあり、質問もいつでも可能、補習もあるように伺い、「大丈夫です。 お任せください」との言葉にここなら・・・と思って入ったのです。
>  実際は質問も補習も同じで、立ち話のように一方的に先生が話して終わり・・・と言う感じでした。
→1週間で何十人かを見ていますから、1人1人の性質なり弱点は覚えてはいません、特に私の場合。
 相談にくると分かっている場合には、ある程度チェックはして予備知識は持っておきますが。

>  身に付いていないと相談に行くと、授業中に集中しないから・・・と言われました。
→抽象的な助言ですね。講義などでの印象としてはそのようなものでしょうか。
 集中しない理由は、性格などによりますから、その原因を保護者とともに考えていかないといけないのですが、1回だけの相談では無理でしょうね。
 病気であっても、問診だけでは分かりません。精密検査が必要なのです。
 
>  更に相談すると、講習で又復習できるから大丈夫と言われるも、実際は一斉のカリキュラムで、質問も他校舎まで掛け持つ先生はなかなかつかまらず、追われるまま未消化部分は積み残しのまま終わってしまいました。
→一通りの学習が終わるまでは、未消化な部分があるのは当然です。
 1回だけの学習ですべてが消化できるのは天才しかいません。

>  先生もしょっちゅう変わりました。 
→その期間、頻度が分かりません。しょっちゅうというのは抽象的すぎます。
 子どもへの指導は具体性が必要です。

>  親だけはやめる直前他にもいくつか塾を見て行ったのですが、前の塾のこともあり、鵜呑みにも出来ず、却って悩んでしまい、今に至ります。
→塾は頼るものではありません。利用するものです。その発想がない限り、どこへ転塾しても不満だけが残ります。

>  まさに、講師に責任無し・・・と言うことだと思います。
> 又もちろん、これがものすごく出来る子であれば、全く逆の対応になることも、今は良く分かります。
→対応が変わるかどうかというよりも、子どもの側から質問にくるかどうかではないでしょうか。
 質問にきても、できる子どもは自分にとって不明な部分を明確にして質問します。
 不得意な子どもの多くは、どこが分からないのか分からないままに質問にきます。
 前者の場合、子どもの試行に合わせて説明を加えます。
 後者の場合、通り一遍の説明しかできませんから、ほとんど身にはつきません。

> でも何とか今の状態を改善致したいのです。
> 我が家が今出来ることと言ったら、何でしょうか。
→すいません。「我が家」を知りませんから、お答えできません。
 病院に電話をかけて、腹が痛いのですが、どうすればいいですか、という質問と同じです。

> 道に迷っています。  少なくとも親が塾を先生を探し続けることしかないでしょうか。
→塾の選び方は様々です。
 次のページをご覧下さい。http://tamatebako.net/1know-how/jyuken/juku-erabi.htm
 塾は利用するものです。
 保護者が楽をしたければ、まるがかえの塾しかありません。
 6年後を考えて真の実力をつけさせたければ、講師の能力が影響します。中学受験や公立高校受験だけでは、講師の能力などはほとんど関係しません。ただ、能力と生徒受けは別問題です。

>  そして我が子の意欲をあげること。きっかけを待つこと。 それまでは、親が良き指導者として努めていくしかないでしょうか。
→まずは、中学受験をなぜするのか、それが子どもに納得させることでしょうか。
 単なるあこがれでは合格しないことを分からせる必要があります。
 なお、指導者としての保護者の役目は、子どもの間違いのチェック、つまづきの発見が中心です。教えられれば、なお、よいのですが。

>  最後にお伺い忘れてしまったのですが、算数の力を上げてゆくとしたら、今のようにテキストの例題、基本問題を確実に理解・反復し、出来れば練習問題をする・・・と言うような感じで宜しいでしょうか。
→小5の今はそうでしょうね。

>勉強時間も半分を算数に・・・とのアドバイス大変ありがたく参考になりました。


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