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中学受験と塾選び
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=2004年の1年間で完成予定=
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★追加したものはで表示しておきます★
★基本的には2日間★
はじめに |
中学受験のための学習塾の分類 |
各分類別の現実と限界 |
折り込み広告の読み方 |
組織変更と経費の圧縮 |
通塾先の決定 |
転塾について |
教材・講義 |
家庭教師の選択方法 |
最後に |
関連・類似サイト |
kuramoto 骨格完了日2004.02.23 |
はじめに |
中学受験を開始するに当たり、最初の山場は[塾選び]である。この塾選びについては、私自身が1つの塾に依拠しているため、我田引水的な話になる可能性があり、いくら客観的に書いたつもりでも信用はされることは少ない。この種のコメントの宿命である。 なお、ネット上での様々な掲示板や個人的な[受験日記]などを大いに参考にさせていただき、今後、加筆・修正を加えていくつもりではある。 追:東海地区でのお話であり、関東・関西とは趣が異なる点をご容赦いただきたい。 |
中学受験のための学習塾の分類 | ||||||
学習塾の分類方法は様々である。ここでは考えられる方法を列挙しておこう。※東海地区限定 | ||||||
1.規模別分類:生徒数と校舎数で分類できる。ただ、生徒数は企業秘密になるため、校舎数で分類する。ただ、1校舎何教室あるかも大切なポイントである。
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各分類別の現実と限界 | ||||||
それぞれの分類項目での、現実と限界について考えておきたい。 | ||||||
1.規模別分類:
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実績と折り込み広告の読み方 | |
誇大広告の告発を回避するため、合格実績などの数値については、多くの企業では注意を払っている。ねつ造すれば、新聞等でたたかれ、それが信用を失う結果になるからである。しかし、数値による実績を示し、次年度への生徒の確保を行う必要から、それぞれの塾では、工夫を凝らし、都合の良い数値を提示している、と考えるべきであろう。そのため、それぞれ数値の意味を読むことが必要になる。ここでは、数値の表示方法と読み方について示しておこう。
※ある塾では、年度の募集チラシには正規生の合格者数を、講習会用チラシでは講習会生の合格者数で、表示している。 中規模塾の場合、合格者数か合格率のどちらを選択するかは、塾の方針による。 小規模塾や個人塾の場合、合格率を提示することが多い。ミクロでの勝負である。 ※5人と表示するよりも、50%の方がインパクトは強い。 いずれも、合格実績をいかに大きく見せるか、を考えているのである。ただ、年度による表示方法を変えた場合には、合格実績が激動したとき、と考えるのが無難であろう。 |
組織変更と経費の圧縮 |
塾といえども企業であることには違いがない。 組織変更を伴わない時期の上昇機運にある学習塾(企業)は、[人]を大切に扱う傾向にあり、中で働く講師にも活気があるが、ひとたび下降に転じると、人件費や事務経費の圧縮が行われるため、[人]の流出と活気ががなくなってくることは当然である。 組織変更、例えば、筆頭責任者(社長?)の交代や株式の上場が目論まれると、特に、株式の上場では、表面上の華やかさとは裏腹に、これまでの家庭的雰囲気から労資関係へと転換せざるを得なくなる。上場基準を満たすため、または、株主対策のため、人件費や経費の圧縮が行われる。そこに働く社員(講師)の中には、上場による[夢]がもろくも崩れ去ることが起きても不思議ではない。この現象は、筆頭責任者の読みの甘さにくることではあるが、もともと[帝王学]を学んではいない、たたき上げの筆頭責任者が多いため、1時的には失敗する可能性が高い。ただ、これまでとは異なり資金の調達がうまくいくため、何年後かには、軌道に乗ることもある。 組織変更期には、表面の華やかさの裏では、組織に[がた]が生じている場合もあることを見落とすことのないように、正しい情報を集めておくことも、塾選びには大切な要因なのかも知れない。今どうなっているのかは、講師の定着度、または、講師の募集人数を考えれば、およその見当はつくのかも知れない。 ※各塾のHPのリクルートを見れば判るかも。また【2ちゃん】を取捨選択して読み取れば、【たが】のゆるみ具合が判るかも。 |
通塾先の決定 |
以上を含めて、知人や親戚の話を参考にしながら、塾見学や説明会などで保護者の目で判断し、保護者の責任の下で、子どもの資質に合った通塾先を決定するようにしたい。 なお、通塾にかかる時間も考慮することはいうまでもない。 追:NET上での話題には、気を付けたい。その理由は、塾関係者が保護者になりすまして書き込んでいることが多いからである。 |
転塾について |
子どもに合っていないならば、転塾も一つの選択肢として考えたい。その場合、担当者に問題点をただしておくことも大切である。子どもの一方的な話だけで判断することは避けたい。原因を自らの目で確かめることが、転塾先で失敗しない秘訣でもある。ただ、転塾は6年の2学期初めまでとし、その後の転塾は勧めない。その理由は、慣れる前に入試を向かえる可能性が高く、慣れるために労力を使い果たしてしまうことがあるからである。 |
教材・講義 |
塾講師の質的レベルは、その塾の教材を見れば判るが、教える能力と、生徒と講師との親密感、距離感とは異なることもある。演劇における演出家、劇作家、演技者の関係である。 ただ、教材を作る能力がなければ、問題や傾向分析はできないし、受かることだけを第一義に考えるのであれば、パターン学習のみで、モルモット的演習を行えばよい。この場合には、本質的な能力の増進は期待してはいけない。 |
家庭教師の選択方法 |
塾の掛け持ちとともに、家庭学習を[家庭教師]にゆだねることが多い。 その家庭教師の功罪と選択方法について、説明しておきたい。 ただし、このテーマは、別ページで説明する。 リンク先=家庭教師で失敗しないために ※空き時間でコメントしていきますが、その時期は不明。 |
最後に |
最終的には、合格できれば[いい塾]であり、不合格になれば[悪い塾]との烙印を押したくはなるのが人情ではある。ただ、塾に対してはそれでもよいが、少なくとも自分の子どもの何年間の成長やがんばりを認めてあげて欲しい。自分の判断や選択が間違っていたとの反省もなく、[不合格]になった塾を否定する保護者が増えてきているのが現実である。まさに、ブッシュ的クローン人間の増殖である。 私自身、「先生のおかげで・・・」といわれたとき、「子どもが努力しただけです。私たちはその素材を与えたにすぎません」と返答するようにしている。それは、逆の場合、責任が取れないからである。言い続けてきたことを、実行していない保護者・受験生まで責任は取れません。このことは、「たばこをやめる方がいいのでは」と医者に言われてもやめない大人(私)と同じです。お医者さんが責任を取らされても困りますね。 |
関連・類似サイト |
塾の選び方に関するリンク集 |