なお、この項の多くは、【子供たちは、何故、間違えるのか?出来ないのか?】で詳解し、【保護者セミナー】(6年対象、年4回)の配布資料などで例示してあります。算数の学習で大切なことは、次の項目です。 |
→@、A | |
→B〜D | |
→E、F | |
→G | |
→H |
@見直しのできるノート作りをしていない。すなわち、見直しのできる答案作りをしていない |
[説明]人間には間違いがあります。間違えたとき、どこでどのように間違えたのかが、自分が見ても、他人である保護者が見ても分かるようにして、その指摘がなされていないと、同じ過ちを何度も繰り返すことになります。その繰り返しを少なくすることが大切なのです。→【ノートの使い方】参照 |
A計算を暗算でしている(筆算でしていない) |
[説明]暗算はかなり危険を伴う方法です。筆算でも暗算が伴いますから間違えます。しかし、筆算でしていれば、間違いの箇所が明確になります。それを明らかにすることが、同じ過ちを少なくする秘訣なのです。繰り返しますが、その役目は保護者にあります。→【計算問題での間違いのパターン、及び、対策】参照 |
B問題文を整理しながら読んでいない |
[説明]少し長目の問題は表や図を活用して整理しながら、問題文を読むべきです。それは、問題の数量関係を明確にするだけではなく、何が不足し、何が求めるべき事柄なのかが明確になるからです。 単に数値を追いかけて、適当に+、−、×、÷の組み合わせで計算してしまうことを避けることができます。さらにまた、問題文を何度も読み直す時間も節約できます。 |
C問題を先入観を持って読んでいる。あるいは、一つの解き方に拘っている |
[説明]見た目で、「この問題は○○算だ、だから、線分図を使おう、面積図を使おう」などと決めてかかるのは危険です。それがうまくいく問題は難度の低い問題です。東海、南女、滝などで合否に影響する、あるレベルを越えた問題は、問題の中にある数量関係で解き方が決まるのが普通です。すなわち、あるレベルを越えた問題では、線分図や面積図などは、解くための、整理するための、単なる道具の一つに過ぎないのです。道具に使われることは避けたいものですネ。→【線分図・面積図に関するコメント】参照 |
D解答欄に答えを転記するとき、問いかけを読み直していない |
[説明]計算ミスの次の多い間違いです。A子さんの所持金で答えるのを、B君の所持金で答えてしまうミスです。問いかけだけを読み直す時間はせいぜい2秒です。後で見直せばよい、と考えないで下さい。その時間は基本的にはありませんし、それでミスが発見できるものでもありません。 |
E文章題では、等しい関係を押さえていない。また、表や図を活用し、問題文の状況(条件)を整理し、計算した結果である数値を転記していない |
[説明]文章を読んで、等しい関係を押さえること は、短目の問題であれば、さほど難しいことではないはずです。もし、分からなければ、それは算数の力の問題ではありません。文章が少し長目になると、状況(条件)が複雑になるため、その関係を頭の中だけではきちんと押さえらる生徒はまずいません。表や図を活用して問題文を整理すべきです。 また、計算した結果は、その表や図に書き入れていくことです。それによって、計算の重複や未計算の部分が明確になるはずです。→【文章題を解くための基本、及び、対策】参照 |
F図形では、図を描き直していない、すなわち、図を塗り絵と化している。また、図の中に計算した結果である数値を転記していない |
[説明]「図形は美」です。活用すべき図形の性質に応じて描き直していかなければ、塗り絵化します。その結果、何がなんだか分からなくなり、次に使うべき図形の性質の発見ができなくなります。もとの図形には、結果だけを転記したいものです。 ※図を描くことを苦手とする生徒がほとんどです。ひらがななどはなぞったりしながら書く訓練をするのですが、図をなぞらせるなどの方法で、図を描く訓練をすることがなかったことに起因します。→【図形問題を解くための基本、及び、対策】参照 |
G分からない問題に、いつまでも拘っている |
[説明]自宅学習のときには、5分考えても解き方が見えてこなければ飛ばす、テスト・ドリルでは、1分考えても解き方が見えてこなければ飛ばす。そして、一通りやった後で、飛ばした問題にチャレンジする。この癖を是非、つけさせたいものです。すなわち、あきらめの良さを身につけること。 その理由は、時間をおけば解き方を思い出すこともあり、また、後の問題で、時間が無くなることもないからです。 |
H算数にかける時間が不足している |
[説明]算数は他の科目に較べて、計算など時間がかかる作業があります。そのため、4教科とも同じ実力であれば、自宅学習でかける時間の50%は、算数に費やすべきです。当然、理科の物理分野も同じであり、書物を読む時間は、勉強時間には含めません。ただ、6年の12月初旬からは、理科・社会の暗記科目に重心を移して下さい。 なお、どうしても好きな科目にさく時間が多くなりますが、弱い科目ほど時間をかけるべきです。何故なら、合否は総合得点で決まり、弱い科目ほど得点アップが著しいからであり、好きな科目は知らず知らずのうちに、時間をさいているからです。 |
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→【河合塾生の学習サイクルなどについて】参照
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