タイトル | : Re^3: 新年早々すみません。 |
投稿日 | : 2004/01/03(Sat) 17:01 |
投稿者 | : くらもと |
> 個人事で恐縮です。どの親御さんもそうなのでしょうが、親自身が中学受験を未経験で、それをわが子が初めて通過するという条件でスタートしてまいりました。「中学受験は親の受験」といわれ、子供とともに歩んできた親自身が「その日(入試日)」がくるのを、恐れている有様です。わが子ゆえその勉強法の欠点や成績の推移にが目に付く分、親があせります。それを悟られないようにするのも、親の務め。
→保護者の経験、未経験は30年経てば、何の役にも立ちません。この間の問題レベル、受験者層の広がりが、全く異なるからです。
ときどき、自分の時代は問題が易しかった、何で我が子ができないのかを理解できない保護者がいます。自分のときは、面積図などの道具は使ったことがない。何で必要なのか、など、現状を知らないことによるマイナス面の方が強いこともあります。
また、大人の思考回路と抽象的な内容がまだ理解できない年代である子供の思考回路が異なることも、問題をはらんでいます。
大人の目から見れば簡単なことも子供からすると難しい、理解不能なことが多々あります。
これらのことは、大人が忘れてしまっていることなのです。
子供の頃、通った路地が思ったより狭く感じるのもその一つなのではないでしょうか。子供の背丈をきちんとわきまえていないと、お子さんがかわいそうなことがよくあります。
追:大学受験は短期間に一挙に学力がつくことは少ないのですが、12才の子供の場合、ちょっとしたきっかけで、一挙に力がつくことがあります。背丈の伸びと同じ現象です。
最後まであきらめずに、頑張って下さい。
> 「中学受験は人生の一里塚」
> この一年間は先生のHPに数多くの示唆とご助言を頂き感謝しております。
→いえいえ、いつもいい加減なコメントをしております。
> それでも「たとえ、このときの戦いに涙を呑むことにあっても、それですべてが決まるわけではないんだよ」とわが子にまた自分にいいきかせる勇気が今の自分にあるのかどうか?
→まさかのときのショックから立ち直るのは、子供よりも保護者の場合の方が時間がかかります。
子供は意外と立ち直りが早いですよ。保護者がいつもでも尾を引くと、子供の立ち直りも遅くなりますので、ご注意下さい。
> 何もかもが初めてで、男親として情けないと痛感する日々です。最後の追い込みにがんばっているわが子にもすまない気持ちになります。
→このすまない気持ちがよくありません。保護者にとって最善だった、と思って下さい。
自分たちの人生もすべて後悔の連続です。あのとき、こうしていればよかった、と思っても帰ってきませんから、すべて前向きに生きたいものです。
> 今一番、頭を悩ませているのは最良のコンディションで入試に臨ませるためにはそうしたらよいかということです。
> マニュアルなんてものは存在しないことはわかっていますが、何かよい方法はないものでしょうか?
> このHPをご覧になってる方で、経験者の方のご意見も伺えたらと思います。
→この項につきましては、経験者の方にお願いします。