タイトル | : Re: 新年早々すみません。 |
投稿日 | : 2004/01/02(Fri) 20:33 |
投稿者 | : くらもと |
まず、統一と模試の偏差値の違いについて。
統一は、基本的には全塾生+αが受験します。
模試は、特定中学志望者+αに限られます。
従って、母集団が異なっています。
これまでの経験では、同一人での平均的な偏差値の差は、4〜5ポイントあります。
すなわち、
★統一で60前後の場合、模試では55〜56
★統一で55前後の場合、模試では50〜51
になります。これはあくまでも、自分の知りうる範囲での数値です。
ただ、同じ偏差値でも、統一のどのレベルで得点しているかによって、この4〜5ポイントは大きくずれることもありますが、多くは、そのときの精神的なプレッシャーが影響しているのではないかと思っています。
さて、これからの得点源は、
1.理科・社会の暗記?科目の完成
2.ミスの防止策の探求
3.知識のアクティブ化(シャドートレーニングなどによる)
4.不得意科目の強化
です。※2が最も重要なのかも知れません。
これからの1ヶ月は、気が焦ることも多々あります。
このような時期には、難しめの問題、それも初めて出会うような問題は避ける必要があります。ある部分は捨てざるを得ません。
難しめの基準はなかなか難しいのですが、当HPでの2002年からの基準で言えば、
東海=発展以上(発展−α、発展、発展+αの中の発展)
南女・滝=発展−α以上
です。これより易しめの問題が確実にできれば、合格者の平均点まではいくはずです。受験生の平均点でよければ、1ランク下でよいでしょう。
適当なやる問題がなければ、過去問をやっておくのがよいのではないかと考えています。同じ問題は出題されることがなくても、発想が同じ種類の問題は、繰り返し出題される可能性が高いからでもありますし、馴染みのある問題もありますから、解きやすいこともあり、それなりに自信ができることもあるからです。
当然、余裕があれば、全分野のチェックができるようなものもやっておくのもよいでしょう。
なお、保護者の方が焦ると、敏感になっている受験生に気づかれ、より悪い方向に向かうこともありますので、必要以上に焦りを態度に表さないようにお願いします。
★基本的には、自分たちが大学受験で行った方法を援用すればよいと考えています。ただ、公式集など無味乾燥なものは抽象度が高く、12才の勉強には向かないかも知れませんね。