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タイトル 正確性と速度
投稿日: 2002/08/13(Tue) 20:40
投稿者木魚

夏期も半分過ぎましたね。私は元気ですが、息子は夏ばて気味です。
息子は復習テストをさせたところ、正答率96%でした。線分図を書くのは効果があるな、と言ってましたので、マルでしょう。
なかなかやるジャン、と誉めて上げました。速度は遅いが確実性はあるのかもしれません。

私はniftyの教育forumを閲覧していたので、この機会に過去logを見直しました。
それで発見したテーマなんですが、「スピードと正確性は相反する」というものです。
その他にも、「処理能力と持久力は相反する」というのもありました。
これは一般論だろうとは思います。
おそらく、偉大な研究を成し遂げる人は、たとえば私が2時間で限度の集中力を、16時間×無限
に続けられる野郎なんだと何となく思っているのです。現にそういう知人に気が付きました。
ノーベル賞を穫るような奴はこういう二物を持った奴なんだろう(友達にはなれないかもな……)という感じです。

復習テストのことなのですが、実力テストではなく復習テストの場合に「徹底的に、問題文なんかろくに読まなくても解けるくらい、テキストをやり込んで復習テストに来てる。」ということを指摘している意見がありました。平均点が60くらいになるように設定するために、優しい問題と難しい問題に大きな差が生まれるという指摘もありましたね。
復習テストでの高得点は一種の暗記であって、定着度を見るという主旨とはずれているように思いました。
復習テストが得意な息子にもそのような傾向があるのかなと思ったのですが、今回の復習の結果で、暗記ではなく理解していたのだろうと安心しました。やはり速度なのでしょう。

スピードと確実性、というものが相反するものだとして、それをうまく調整して得点に結びつけるには本人の自覚が必要だと考えました。筆圧などの物理的問題から始まって、問題の取捨選択、ライン引き、などです。
それで、本人に問題点を自覚させるための方法を考えました。
復習テストごとに一回置きに、「計算ミスを極力排除して、必ず見直しの時間を10分持つこと」で70%を目指す、「スピードを重視し、とにかく難しい問題を解くこと」で正答率最低の問題を2問解く、という指示を出して見ようかな、と思ってるんですが、いかがでしょうか。
この方針は6年の夏に効果が出るかも、という、一種の博打ですね。


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