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| タイトル | ： 南山男子のこと |
| 投稿日 | ： 2002/12/01(Sun) 09:53 |
| 投稿者 | ： 南山男子志望の父親 |
はじめまして。６年生の息子を持つ父親です。
南山男子についての事が多く書かれていたので
私の南山男子部に対する考えを書かせていただきます。
私の息子、つい最近まで東海中学を第一志望としていました。しかし、今は南山男子が第一志望です。先日の南山男子の文化祭を学校見学とかねて見させていただきました。なんとものすごい人、特にマリア像は親子共々感激しました。東海の文化祭も参加させてもらったことがありますが、南山男子のその雰囲気は厳かで何より生徒さんのお客さんに対する対応がよかったです。
マリア像に代表される教育（宗教をベースとした教育、特にマリア像は南山の生徒が自発的に貸し出しを実現させたと聞きなお感動した）は南山ならではのものであり、東海や滝では絶対受けることのできない教育だと思いました。せっかく高い授業料を払って行かせる私立中学です。大学受験とか偏差値とかではなく、息子の心に響く教育をしてくれる学校こそ通わせる価値があると南山男子の文化祭を見てそう思い、志望校を変更したのです（もちろん南山男子の大学進学も東大とか京大に何人か合格しており、それなりに評価しています）。
さて、南山男子の受験のことですが、東海との併願ができないので、滝を第二志望として受験するつもりです。息子にとって滝はあくまですべり止めです。学校の難易度はどこを基準にして決めるのかよくわかりませんが、滝の方が南山男子より偏差値がやや高いことは理解しています。しかし私の中に「滝に合格できる力があるなら南山男子は合格できる」という説はありません。受験はその時の体調や出題される傾向、受験者層の変化で合格不合格かを確実に判定できないからです。両方合格かもしれないし不合格かもしれない。また滝に合格して南山男子が不合格かもしれないし、南山合格して滝は不合格かもしれない。もしかしたら両方とも不合格の場合もありえますから。
息子は河合塾ではありませんが、比較的子の地方では大きい塾へ通っており、東海への合格可能性は高いものをいただいております。この塾の塾長さんと話をする機会があり南山男子を高く評価しておりました。南山男子は愛知の私立中学で一番成長株の高い学校であり、マリア像についても触れ、「南山男子の教育に感銘した学力の高い子供がより一層受験してくる可能性があるので、本当に南山男子は読みづらい」とおっしゃられていました。
どの学校が良いか悪いかは受験者が決めることであり、自分が受け、実際に通うこととなった学校こそが一番です。倉本先生が書かれていることはもっともですしたいへん参考になります。ただこの掲示板で書きこみされている南山志望者の保護者の方の言おうとしていることも理解できます。
長々と申し訳ありませんでした。