東海三県は、公立志向の根強い地域です。そのため、公立である小学校の教諭(教え諭す人、今ではほとんど死語)の中には、私立受験を罪悪視する人もいます。そのような担任に出食わしたときなどの対策について、考えてみました。
  結論から言えば、欠席日数を除けば、小学校の内申書は、中学入試の合否には関係ないはずですから、そこそこの協力をしながら無視する以外なさそうです。
  ただ、子供には、学校の授業の邪魔をさせないようにして下さい。最近の新聞報道や知り合いのカウンセリングの方から聞くところによると、教室管理がいかに大変なものかが判るからです。何よりも子供には「思いやり」「優しさ」の心を育てたいものですネ。
 
 

@教諭が私立中学を毛嫌いしている

[説明]公立偏重のお国柄ですから、やむを得ないでしょう。一応、受験する理由を説明する以外なさそうです。ダメなら、無視です。

  「内申書は何枚まで」という教諭もいるようですが、その心配はありません。何枚でも出す義務があるからです。ただ、出席日数は合否に影響しますから、注意しましょう。
 
 

A教諭の中学入試の認識が不足している

[説明]教諭のほとんどは中学受験を体験していないはずですから、認識不足はやむを得ないでしょう。また、最近の荒れ具合から、クラス管理に時間がとられ、中学入試まで手が回らないのが現実ですし、その義務もありません。
  さらに、全科目を教えなければなりませんか ら、単科毎に精通しているわけでもありません。一応、受験する中学の入試問題を見せて、どのようなレベルの問題をやり、そのための勉強時間がどれだけ必要なのかを、納得してもらう以外なさそうです。ダメなら無視です。
  学校では、絶対に授業の邪魔をしないで下さい。河合塾で得た知識などは、見せびらかさないこと。教科書と入試レベルは乖離しているからです。
 
 

Bクラブ活動や生徒会の活動を強要する

[説明]]Aにも関係しますが、6年の1学期まではそれなりにつき合う以外なさそうですが、2学期からは、どうしても私立にいかせたいのだと泣きつくぐらいの芝居を打って欲しいものです。
 
 

C宿題を異常に沢山出す

[説明]宿題をしないために残されては時間の損失ですから、宿題の一部は保護者がするくらい対応策は講じてもよいでしょう。特に、家庭や工作など文字が伴わない宿題は、親業の一つと考えて下さい。




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