〜手作業を、いやがる子供は手に負えない〜
(kuramoto) 


  場合の数は樹形図や表などを活用しながら処理する問題です。そこには手作業が重要なポイントになりますが、難度が上がれば、同じ条件のものは同じ結果が待ち受けていると考えて処理しないと、時間の消耗が激しく、落ちや重なりなどのミスが多発します。丁寧に調べ上げること、それが場合の数の基本的な解き方です。

場合の数、場合分けが答えの素(もと)
(kuramoto)


@樹形図を、規則的に書いていない

思いつくまま、樹形図や表を書いていては落ちや重なりがでます。意外と単純な問題でも順序よく、書いていないのが現実です。

あっち向いてホイ!、こっち向いてホイ! いつかは負けるに決まってらい
(かけ声口調 kuramoto)


Aすべての場合を書き出してしまっている

  同じ条件は同じになることが理解されていない
[説明]20ぐらいまでなら、書き出しは可能ですが、それを越えると、同じ条件なら同じになることを理解させたいものです。そのためには、慣れ(演習量)が必要ですが。
 

B場合分けを行っていない

[説明]あるレベルを越える問題の多くは、場合分けが必要です。すぐに書き出していっては正解は得られません。まず、条件の異なるものと同じものに分類することが大切です。

出たとこ勝負、それが敗因の素ですよ
(教訓風 kuramoto)


C図形と場合の数で、条件に合う図形が描かれていない

  図形の性質がきちんと押さえられていない
[説明]正答率が低い問題の一つです。問題の図形の作られる条件が何であるか、エキスを押さえることが大切です。そのエキスの発見は、条件に合う図形を一つ描き、それを眺めながら考えることです。眺める前に次の図を描いている人が多いのが現実です。

一つ描き、眺めれば見える図形のエキスよ!
(絶叫口調 kuramoto)


 キーワード: 場 合 分 け 





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