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データベース(DB)非公開の説明 (言い訳?)
=当HPの目的=
=試作段階=

当レポートに対する反響と回答

kuramoto 骨格完了日2003.05.08

ホームページ(HP)公開の目的
個人サイトの問題点
ホームページ制作は楽ではない
ビジターの体質?
当HPの公開ページと非公開ページ
データベース非公開の理由
【追加】入試問題と著作権
【追加】K塾との契約関係
【追加】K塾生に有料でサポートできない理由

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 当HP制作を取り巻く諸々の説明   当サイト小史 

ホームページ(HP)公開の目的
★HPを公開することの目的を自分なりにまとめておきたいと思います。

★企業であれば、
 1.自社の宣伝媒体としてのHP
 2.商品を売るためとそのサポートとしてのHP
などが考えられます。そこには商行為を唯一の目的として存在しています。
★政党や組織、同好会などのHPもそれなりに明確な目的で存在しています。

 これらは、その目的は実に明白であり、ビジターもそのようなものと納得しているのかも知れません。

★個人の場合、
 1.売名行為としてのHP (当然、どこかの企業などから声を掛けられることを期待しているかも知れません)
 2.自己顕示欲の発露としてのHP (当然、依拠している組織への不満からくることもあるでしょう)
 3.余暇時間のお遊びとしてのHP
 4.真?心?からのボランティア精神からのHP
 5.EコマースとしてのHP (出会いサイトとポルノ意外は、難しいかも。せいぜい小遣い銭稼ぎ?)
などが考えられます。

個人サイトの問題点
 個人の場合、HPの内容と職種が同じになってくると問題が生じてきます。趣味の範疇から逸脱してくるのです。
 1.企業の丸秘事項に抵触する内容が公開される可能性がある
 2.内容によっては競合相手に塩を贈ることになる
 3.法に抵触することで個人のみならず、所属する企業まで影響を受ける可能性がある
などです。
 そのため、個人サイトであっても上層部から指導を受けることにもなりかねません。
 私のサイトのように、管理者が特定化できるものはなおさらです。また、ある規模になってくると隠しきれるものでもありません。

ホームページ制作は楽ではない
 HP作りは、皆さんが想像される以上に、膨大なエネルギー?が必要です。HPはリンクの集積によって構築されています。何千ページもあるサイトを維持するには、新しいページを増設するだけでも、そのリンクを張り巡らすのに時間がかかります。少しでもファイルなどを修正しようものなら、それだけで数時間かかることもあります。ビジターが迷子にならないためです。
 当HPのように、データベース化を目差し、WEB上での受験生の指導 (eランニング) を行おうとしているサイトにおいては、問題の選択と打ち込み、解説を加えるだけでも、かなりの時間が費やされます。さらに、ハイパーテキスト化したり、画像化したりして、サーバーにUPする作業も加わります。恐らく、一般のサラリーマンの労働時間に匹敵しているのではないかと思っています。
 なお、HPの維持・管理費にもお金が絡んできますが、それは持ち出しとなります。当然ですが。
※現在、独自ドメインで、レンタルサーバを借用して運用しています。使用容量=130MB
※現時点(04年2月20日)でのDB問題数 (問題+解説)
 分野別データベース=1072問
 学校別データベース=2098問 (分野別とのダブり除く)
 K塾関係=800問 合計=3970問

ビジターの体質?
 そのような時間と手間をかけても、ビジターにとっては、単に、利用できればいいだけであり、対面したときのような挨拶などは、ほとんど受けることはないのです。
 物言わぬ、得体の知れないビジターに手の内をすべて見せる必要などないと考えるのが自然ではないでしょうか。
 ただ、HP制作の楽しみの一つにアクセス数が挙げられます。アクセス数しか実感が掴めないといってもいいのかも知れません。
 アクセス数を増やすためには、それなりの宣伝と手の内の一部を見せる必要があります。
 その手段の一つが、yahooなどの掲示板への書き込みであり、質問に積極的に答えることなのかも知れません。また、支持者の中には、この種の掲示板に好意的に紹介していただける方もいます。【2ちゃんねる】にも。

当HPの公開ページと非公開ページ
 当HPで公開している中学受験に関するノウハウ?は、かなりの量にのぼります。ある人の言によれば、「見せすぎ」といわれるほどです。
 ただ、問題解説に関するデータベース(DB)は基本的には公開してはいません。せいぜい、毎週実施している【チャレンジ問題】と質問に回答するときの【参考問題】などの時間限定の解説のみです。
 このDBは生活の依拠する塾生やそれなりの当HPで発言されたり、【チャレンジ問題】へ積極的に参加されている方の一部、及び、私の本業である自主上映館【名古屋シネマテーク】の関係者からご紹介された方にはご覧いただいてはいます。
 それは、【eランニング】の実験を自分なりに行うためでもあります。
    ※河合塾生対象に、さらにきめ細かな実験?を行っています。
 なお、個人サイトですから、塾生といえどもそれだけではお見せしてはいません。そのため、反発を買うこともしばしばありますが、K塾のオフィシャル・サイトではないのですから、そのような反発は一切無視し続けています。
※K塾講師にも基本的にはお見せしていません。協力を得ていないからです。

データベース非公開の理由
 データベースを公開しない理由は、
 1.上記にもありますが、手間暇かけたものですから、単なるビジターには見せたくないため。
 2.ギブ・アンド・テークの関係が築けない同業者 (同僚であっても) には、見せたくないため。
 3.敵に塩を送るなどの理由で、上層部からの指導を受けないため。
などです。
 以上の理由から、無料での公開はあり得ませんので、悪しからずご了承下さい。

 なお、【学校別DB】のシェア化、【個人別eランニング】でのシェア化を考えてはいますが、入試問題といえども著作権がありますから、その問題がクリアされない限り、前には進まないのが現状です。
  ※シェアによって得られる収入は、維持・管理費+α ぐらいと予想。
    無料でいい加減な方を相手にするよりも、精神衛生上救われるかも。

 現在、自分なりに認識している入試問題の著作権絡みの問題は、
 1.暗黙の了解のもと、入試問題の著作権はフリー。
   ただし、国語と英語に著者がいる場合、その限りではない。
 2.ペーパー関連ではフリーだが、WEB上での有料配布では、大阪の業者が提訴されている(された)
       ※問題用紙は入試のママのコピーか、業者が打ち込んだものかは不明
         ペーパーがよくてWEBがダメな理由は、そのままの状態で多量に配布できるため?
 3.東京サイドでの訴訟による判例を待つのが無難かも。
   ※どなたか、よく知っている方はいないかな。

【追加】入試問題と著作権
 入試問題と著作権に関連するサイトを挙げさせていただきました。
教育関連の著作権に関するページ
政府筋 著作権情報センター ←見解 小矢部教育センター
NET業界 インテル    
業者 教育教材ネット研究所 ←見解 JC研究所
  BocTac    
学校側 大妻女子大 千里金蘭大  
参考
  中学入試合格ネット    
★著作権情報センターの指導
 字面通り解釈すると、ネット上での指導は難しいかも。否、学校での宿題用もアウトとなります。
★学校側の主張
 不特定多数の第三者が閲覧可能な環境に流用されない、また営利的な目的で利用されないという前提において許可。その他の場合、予め書面によって申請が必要とある。
★出版社側の主張
 教育教材ネット研究所 (ほか) では、学校側の許可を得ている、かつ、同意を得られなかった学校については、掲載しない、とあります。当然、許可を得ずに販売している業者もいるはず。

 これらから、特定少数に無料で配布する場合には可、不特定多数や有料の場合には学校側の許可が必要ということになりますが、個人で許可を得るのは難しいかも。
 まあ、無料であればさしたる問題はない、と考えておくのが無難なのかも。
 それを有料となると問題が起こる可能性が高そう。それであっても、問題が起こってから対処すればよいと考えるのが妥当なのかも知れない。
 ただ、塾に依存する場合、その塾までとばっちりがいく可能性もあります。塾に依存する者はゲリラ戦以外にはなし、ということに相成ります。

【追加】K塾との契約関係
 一介の塾講師が、どうしてこのようなHPを立ち上げ、ある意味では、所属している塾を無視?して、個人プレーができるのか、というお尋ねされたことがある。それについての回答である。

★普通の塾の正社員契約とは全く違う雇用形態を取っていることによる。
 即ち、
【1年契約】という名の雇用形態である。
 たとえれば、年俸は全く異なるが、プロ野球選手と同じである。
 従って、マンション購入などのとき、長期のローンにはチェックが入る。
 当然、退職金は基本的にはないが、通常は契約の更新が連続していくため、長期的に見れば社員と類似した身分ともなっている。即ち、コウモリ的存在なのである。言い換えれば、
商店主(下請け町工場主かな)と同じ立場であり、かつ、会社員という立場にある。
 しかし、仕事のすべてが【請負仕事】であり、次年度の保証もない。
 これは、大手予備校が取っている手法であり、それが中学受験・高校受験の講師にも適用されている。

★1年の契約が更新されなければ、お終いであり、その後のことを考えて行動しておかないといけない。
 商店主であるから、店を売り込まないといけない。
 また下請け町工場主だから、自分の技術も示しておかなければならない。
 契約を更新されなかったとき、また、自分から更新しなかったとき、生き残るために!

★【請負仕事】以外のの個人的作業(当HPの分野別データベースや学校別データベース)は請け負っていないため、所属する塾生であっても、お見せする義務も必要もない。
 これらを含めて、【
K塾とは別人格】と言っているのである。

★特に、なぜ塾生だのに見せてはくれないのか、というメールもいただくが、以上の理由で、管理者の条件を満たしていただけなくては、お見せできないのである。
★講師として塾から知り得た情報は塾外に漏らすことはできないこと、所属している塾の生徒を有料で指導してはいけないことなどは、社会通念上から当然のことである。
 
【追加2】K塾生に対して有料でサポートできない理由
 当サイトでは有料によるサポートを行っています。しかし、K塾生に対しては有料で行うことはできません。
 それは、社会通念上の理由によります。即ち、K塾の営業結果として入塾した受験生を、許可なく有料で指導するということは、いわゆる「商品に手をつける」ことになるからです。
 K塾の知的所有権や営業活動の結果を、個人の利益に直結させる行為は、その企業に対する背信行為とみなされるためです。
 そのため、K塾生には、無料のサポートを行っており、それが管理者にできる最大限のサービスだと考えて下さい。
 また、K塾の知的所有権を外部に漏らすこともできないため、K塾専用のページを設けている訳ですね。
※K塾から離れれば、問題はありませんし、もともと有料で指導している方を、K塾に入塾させる場合は、問題はないと考えています。当然、社会通念を無視してしまうこともあるかも知れませんが。
当サイトにおける有料指導の種類

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