タイトル | : Re: ありがとうございました |
記事No | : 483 |
投稿日 | : 2004/06/15(Tue) 11:07 |
投稿者 | : くらもと |
★2年前だったか3年前だったか、ある女子の受験生が、家庭教師に4日きていただいている、という話を聞き、2日にしなさい、と保護者の方に忠告したことがあります。 その受験生は結構できたのですが、家庭教師漬けで、分からないとすぐに隣にいる家庭教師に聞く、というスタンスで受験勉強をやっていたようです。(四六時中ではありませんが) 結局、第一志望はうまくいかなかった。 入試本番で、隣に聞く相手がいませんから、自分一人で解決することを忘れてしまっていたのですね。 ★最近の勉強方法として、家庭教師に頼る、個別指導に頼る、長時間の塾に頼るという傾向があり、自学自習が死語になりつつありますが、本物?の実力をつけるためには、古来から言われている【自学自習】の習慣をつけることが大切です。 合格できなければ、元も子もない、という狭い考え方は、いかがなものかと思います。 勉強した過程が大切であり、合格の2文字は、単なるその時点での結果でしかすぎないことを肝に銘じて欲しいと思います。 ★以前、12年ほど前かな、灘やラ・サールの教頭さんと話をする機会があり、地方からの生徒の方が入学後の伸びがよい、ということを言っていました。 ★関西・関東の塾では、1週間のうち24時間塾漬けが普通です。(名古屋にもそうのがありますが) 合格するにはよいのかも知れませんが、伸びきったゴムの状態で入学しても、結局は、それ以上の伸びが少ないようです。
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